炭焼き・薫炭

 おんだ農園では、冬場のこの時期に
炭焼き・薫炭を作ります。  籾殻を
蒸し焼きにして
薫炭をつくります。
 
は、空気を綺麗にしたり匂い
取ったり
環境資材として見直されています。
 農業では、
有機堆肥・ボカシ肥と一緒に
土へ施す事によって、土壌・
微生物を増殖
して土を蘇させます

  毎年、雪が降るこの時期に炭焼きをします。
  これが、薫炭をつくる炭釜です。 竹炭・木炭もできます。
  籾殻を3袋いれます
  棒の先端に割り箸を取り付けます、炭釜の上の方から火を点け下に向かって燃えてきますので、最後に割り箸が燃えて折れますとバネの力で消化扉がしまり火が消えて薫炭ができます。
  ジョウロで灯油を500ccくらいかけてあげます。
  火を点けて、よくかき混ぜます。
  フタをして、密閉して6〜7時間くらいで炭ができます。
 斜めにした煙突の下に
ステンレスのバケツをぶら下げておいて置きます。
  煙突の煙が冷やされて、木酢液が出てきます。
 この
木酢液籾酢と言われます、有機酸でPHが3近く有り殺菌作用もあり濃度を薄めてあげれば微生物の働きを良くする力が有るといわれています。 残念な事に梨に登録農薬と認められていない為、使用していません。 堆肥に30倍で使用しています。
  フタを開けます。
  黄金色した籾殻が、真っ黒な炭に成りました。
  釜をクルリと回し薫炭を取り出します。
  袋にしまい保存して置きます。
  炭・薫炭は、有機物を燃やし炭化させた物です。土へ施してもこれ以上分解する事はありません、炭には土を良くする力があります。
  冬場の2ヶ月くらい毎日、朝炭焼きをしています。
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