土作り・肥料
    について

 恩田農園では、有機を中心に堆肥・ぼかし肥(菌体肥料)を自家生産しています。
 その土地の、近くに有る土着の有機物や、畑・水田の土の中に居る菌・微生物そして山・竹林に居る土着菌を集めて菌体肥料を作っています。



堆肥作り

     

  籾殻と豆腐のオカラと鶏糞と炭で作った完熟堆肥です。

    
籾殻・オカラ            炭               鶏糞



ぼかし肥(菌体肥料

     

  ぼかし肥(菌体肥料)を切り返しをしながら作っているところです。


ぼかし肥(菌体肥料)の作り方

竹林で、土着菌を探しています。
 土着菌・発見!
米糠を使って菌を増やします。
水分調整をして醗酵させます、コモを掛けて直射日光をさけます。 そのうちに白く菌糸が生えてきます。
畑の土・水田の土・3年熟成させた堆肥・貝化石ミネラル土それぞれ皆を土着菌と混ぜて、土麹を作ります。
畑・水田・堆肥の中には、それぞれ違った微生物・菌が存在します、その地域に居る土着の菌を使う事がとても大切だと思います。
土麹・土着菌です。
ブレンドキャスターで色々な物をブレンドします。
 蟹殻にも、たくさんの菌が居ます。
ご飯に、土着菌をくっ付けて黒砂糖で培養した菌です。
ブレンドした土着菌の種菌です。
米糠5体と種菌10gをブレンドします。
炭・薫炭を80gをブレンドします。 
ジョウロで、水10〜12gで水分調整します。
 ブレンドできたら一輪車で運び出します。
 木枠の中に籾殻をしいて、 ぼかし肥を運び入れます。
 ぎゅって握って、指で突付くとくずれるくらいの水分調整で醗酵スタートです。
コモをかけて保温と直射日光を遮断します。
好気性の白い菌が現れました。
1日めで熱が53℃まで上がりました。
毎日、スッコプで10日間切り返しを行いながらぼかし肥が出来ました。
最後に魚粕をブレンドします。
20gの容器に保管します。
運搬車で畑に運びます。
ブレンド・キャスターには、散布装置が付いているので梨畑に施肥を行いました。